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新潟を「美食の街」へ!目指すはスペイン・バスク地方?!にいがた2kmの食の活かし方とは?スペインを見習いに行ってきた!

ガタ子

ガタ子

2025.06.12

ニキローくんから驚きのメッセージ来たる。笑

上司がスペインに行ってたから話聞きませんか?と…

なんと羨ましすぎる〜!…じゃなくて。笑

なにゆえスペインへ…?

どうやら…『おいしさDX』に関係あるとか。

なるほど…これはにいがた2kmアンバサダーとして!

ぜひともお話聞かせてください~!!

 

今回、お話を聞いたのは新潟市都市政策部の宮崎政策監。

知ってる知ってる~!『にいがた2kmラジオ』にも

ゲスト出演してくれて、ガタ子もお世話になった!

より良いまちづくりのために日々奔走してるお方で

ガタ的、にいがた2kmの盛りあげ番長。

新潟市愛が負けそうで危機感持ってる。笑

この度、『おいしさDX』事業の推進のために

新潟大学の方々と一緒にスペインを訪問したんだとか。

まずは『おいしさDX』のおさらいから。笑

AIを活用して食をデータ化する最先端な技術。

新潟にもおいしいモノはたくさんあるけれど

「米、酒、魚がおいしい!」とかざっくりイメージだけで

うまく言葉で説明できない新潟民かなり多め。

そこで、おいしさをデータとして見える化することで

新潟の美食をもっとアピールしよう!っていう取組のこと。

というのも実は、新潟市に来た観光客が

何にお金を使ったのかを調査したところ…

食費にかける割合が約5%ほどで、

東北の大都市や北陸の観光都市の10%と比べて

少ないってことがデータから分かったんだとか。

えぇ〜!なんてもったいない!食べなきゃ〜!

そこで、新潟の美食をもっと伝えていくべき!と

新潟市でも力を入れてる!ってことらしい。なるほど…

で、それがスペインとどう繋がるのかというと…

今回訪れたバスク地方のビルバオ市と

サンセバスチャン市は美食のまちで有名!

人口当たりのミシュラン店が世界一多いってことで

美味しいモノを食べるために世界から人がやって来るっぽい。

「食」の付加価値化に取り組んでて、

それが世界的にも高い評価を受けてるらしい。

なるほど、美食をもっとアピールしたい新潟市の見本!

ってことで視察に行ったのか〜!なるほど納得。

まず、宮崎さんたちご一行が向かったのは

地域の共同組合が運営してるモンドラゴン大学』

「シェフ(料理人)」の地位向上のために誕生した学校で、

食科学部のBCC(バスク・クリナリー・センター)』では

料理を「学問」として学んで学位も取得可能!

例えば、このお肉が美味しくなる温度は?その理由は?

なんて科学的根拠や調理の最適法を学びながら

この調理器具って他の料理にも使える?

なんてことも追究してるとか…スゴ!笑

学校内にはレストランもあって、

調理やホールまですべて学生さんが担当!

1年はホール担当、2年はサブシェフ、3年はトップシェフと

本当のレストランみたいな体制で実践的に運用してるらしい。

学校なんだけどインターンしてるみたいな感じ?

新潟にも調理専門学校ってたくさんあるけど

かなり教育システムが違うっぽい…

宮崎さんたちも趣のある迎賓館で歓迎されて

ランチミーティングに参加!

学生さんが作った料理を味わったご様子。おいしそう…笑

そんな学生さんたちは、大学卒業後はシェフになる人が半数で

もう半数は食関連の研究機関で研究員になるらしい。

さすが美食のまち…と言わんばかりの体制!

人材育成がしっかりできてるからこそ

美食のまちとして成立してるってワケか~~

なんと!それだけじゃなく…

バスク地方では採れた農産物もブランド化に成功!

付加価値を高めるために、

品質基準を満たした農産物には

「バスク認証」ってのがつけられてるとか!

共同組合で大学を運営するほど

地域のアイデンティティが強いバスク地方。

自分たちの地域は自分たちで守る!って意識が

世界で有名な美食のまちを作り上げたのかも…

今回の旅の目的の1つとして、ビルバオ市で開催された

「Food 4 Future(フードテック展示会)」も視察。

そこには、日本パビリオンの出展もあったらしい。

出店した企業さんたちからのプレゼンもあったけれど

内容はすべて英語…でなんとなくしか分からなかったと…

実は主要箇所以外はNo通訳だったみたいで…おぉ焦る。笑

で、新潟大学からも『おいしさDX』の説明があったみたい。

遠いスペインの地で我らがNIIGATAが…感涙。

他にもバスク地方の名物と言えば、「バル」

日本でいうと、庶民的な居酒屋な感じ?

串に刺してあるひと口のお料理「ピンチョス」と

地元の白ワイン「チャコリ」を味わうのが人気らしい。

お店自慢の一品を味わいつつ、ピンチョスもつまんで…

3、4軒はしごするのが一般的な楽しみ方。

食を通してまち歩きって…まるでNEWアトラクション~!

コレ…新潟でもヒントになりそうな収穫じゃ?

例えば「バル」を「晩酌セット」にオマージュ。笑

新潟のお酒と食材を生かした晩酌セットとして

それぞれのお店の自慢の一品を提供するとかどう?!

あれ?新潟でもたまにこういうのやってるか。

はしご酒するバル文化がにいがた2kmでも広がれば

まちの周遊にも繋がっていきそう~

さらに!ここでデータ化したおいしさの根拠を提示すれば

どんな風においしいのかもより伝わる気がする!

宮崎さんの力説聞いてたら

新潟が世界に羽ばたくイメージがついてきた。笑

まずは新潟民が地元の味を説明できるほど詳しくなって

美食をアピールできるようにならなければ!

にいがた2kmにはデジタルサービス企業も多いし

なにかコラボできたらおもしろいかも?!

新潟ならではの食×デジタルの物語がはじまる予感、だ…

宮崎さんがスペインで見てきたことが

今後どう活かされるかも気になるトコロ…

新潟を愛する食いしん坊として

ガタ子も『おいしさDX』に大大大注目だ~!

 

【過去記事】
祝!『内閣府』の事業に採択!食のデジタル化をすすめる『にいがた2km「おいしさDX」産学官共創プロジェクト』とは?!

「食」×「AI」で食業界を盛り上げる!「味」のデータベース化とAI分析!新潟はどう変わる!?

※画像の一部は、過去記事引用及びイメージです。

 

ガタ子

ガタ子(にいがた速報)

新潟市をこよなく愛する30代の派遣OL、ガタ子です!
いつもは「にいがた速報」と言うブログメディアで、新潟市の情報を発信しています。このたび、にいがた2kmの公式アンバサダーに就任しました。
新潟市の中心市街地、にいがた2kmの情報をモリモリと発信していきます!